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FIRE旅バンコク編:最終回・何もしない時間に、FIREのことを考えた

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東南アジア3カ国をめぐった約3週間のFIRE旅も、いよいよ最終章。
ラストを飾ったのは、かつて何度も訪れたバンコクでした。

今回は観光地を巡ることもなく、ホテルでぼーっとしたり、
街を歩いてローカル食堂に立ち寄ったり。
FIRE後に感じてきた「日常の静けさ」とどこか似た、落ち着いた時間が流れていました。

自分が本当に求めていたのは「刺激」ではなく「暮らしの延長」だったということ。
移動を繰り返す旅もいいけれど、次はひとつの街に腰を据えて滞在してみたい。
そんな思いが芽生えました。

そしてもうひとつ、
“何もしない時間”をそのまま楽しめることの難しさと豊かさ。
FIREで得られる自由な時間、それを持て余すか活かすかは自分次第なのだと改めて実感しました。

FIRE旅の締めくくりは地元の食堂のあっさりした朝ごはんと、空港ラウンジのサンドイッチ。振り返ってみると、
「ぶらぶら散歩して、昼寝して、マッサージ受けただけ」だった気もします。

FIRE生活の正解はひとつじゃない。
もしこれが誰かの参考になれば、それだけでうれしいなと思っています。


・何もしないという贅沢

バンコクでの数日間は、ほとんど観光らしい観光はしませんでした。
ホテルのプールサイドで本を読んだり、部屋で昼寝したり、気が向いたら外をぶらついたり。地元の人しかいないような食堂で軽く食事をすませて、あとはまた静かに過ごす。そんな日々。

アーリー地区のジョシュホテル 一泊5000円くらいでお手頃

古式マッサージは、気づけば5回くらい。凝り固まった身体がゆるんでいくようで、これもまた良い時間でした。

「せっかく海外に来たのに、何もしないのはもったいない」と思う人もいるかもしれません。
でも、“何かをしなければいけない”という焦りがないことこそ、FIREの最大の贅沢なんじゃないかと思いました。

何もしないことに罪悪感を覚えなくてもいい。
暇なら暇でいいし、退屈なら退屈を味わえばいい。
FIREとは、そんなふうに“時間の使い方を選べる”自由でもあるんです。

大戸屋で蕎麦+焼き鳥丼 バンコクなら日本食はどこでもすぐに食べられる

旅が長引くと胃も疲れるんで、お粥(ジョーク)が助かる
台湾、タイ、ベトナム どこでもお粥は美味しいし、優しい味


・移住?ノマド?それとも

FIREを達成してから「次は海外移住かな」とぼんやり考えてきました。
物価が安くて、気候がよくて、ごはんも美味しくて、自由な時間がたっぷりある。
そんな生活が実現できる国のひとつとして、バンコクはずっと候補にあったんです。

でも今回、旅の終盤にこの街で数日間のんびり過ごしてみて、ふと思いました。

——完全な移住じゃなくても、いいのかも。

日本という国が、どれだけ快適で安心して暮らせるかを改めて感じたし、
年に1回、1〜2ヶ月くらい、こうして海外に滞在するだけでも十分じゃないかと。
“定住”と“旅”のあいだにあるような、二拠点生活とか、季節ごとのノマド生活とか。
もっと自由で、もっと自分に合った暮らし方がある気がしました。

FIREをすると、選択肢が一気に増える。
でも、あれもこれもと選びすぎて疲れるくらいなら、
まずは「ちょっと住んでみる」くらいの距離感でいい。

そんな「ちょい住み」「試住(しじゅう)」のスタイルを、しばらく試してみようかな。
歳を重ねれば、長距離移動も体力的にしんどくなるだろうし、
今のうちにいろいろチャレンジしておきたい。そんな気持ちです。

熱が出たので冷えピタと頭痛薬 バンコクは日本語が通じる薬局も多い 助かる

 


・FIREってなんだったっけ?

バンコクで何日かのんびり過ごしているうちに、
ふとFIREについて考える時間がありました。

FIREとは「経済的自立と早期リタイア」のこと。
時間に縛られず、働かなくても生きていける。そんな状態を目指して、これまで努力してきたわけです。

実際にFIREを達成して、こうして自由に旅ができている今、後悔はありません。
ただ自由になったからこそ「どう生きるか」という問いがずっと心の中にあります。

誰にも強制されず、何をしてもしなくてもいい毎日。
これは人によっては、むしろ苦しくなることもあるかもしれない。
暇に耐えられずにFIREをやめたという話も、聞いたことがあります。

でも僕は「何もしない時間」に救われてきたし、今もそうです。
ゆっくり歩いて、風にあたって、本を読んで、昼寝して、野良猫を眺めて幸せな気持ちになる。そんな時間こそが豊かだと思える。

時々 猫が部屋に遊びに来てくれる素敵なお宿  ザ アンフォゴットン B&B ホテル


FIREの本質って、贅沢することでも、生産性の高い日々を送ることでもなくて、
「何をしてもいいし、しなくてもいい」という自由そのものなんじゃないかなと、
今回の旅で改めて感じました。

FIREはこうするべきだー、そんなのはFIREじゃない!とか、
ネットを見ていると、AIがそんな記事や動画をやたら勧めてきます。
でも実際は、大抵まだFIREしてもいない人たちが、
わーわーやーやー言ってるだけ、ということも多い。

僕が実際に体験して感じたのは
定義や道のりなんて、ほんとはどうでもいいんです。
カリカリしなさんな。
FIREしてまで目をつり上げてるのって、なんか違うと思いません?

 


・最後に

旅に出る少し前、トランプの関税ショックが始まり、株式市場はやや荒れ模様でした。
けれど今回は、あえてマーケットから距離を置いて、ほとんどチェックもせずに過ごしてみたんです。

不安になることもなく、穏やかな気持ちで旅に集中できた。
これは、小さなようでいて、大きな発見だったかもしれません。

「旅に出たら、マーケットを忘れるくらいでちょうどいい」
そう思えるようになったのは、FIRE生活に慣れてきた証拠なのかもしれません。
結局、また戻ってきてますしね(笑

毎日、株価や経済指標に神経をすり減らしている方がいたら、
少しだけ距離を取ってみるのも、悪くないと思います。

僕はこれからも、旅を続けたいと思っています。
年に1〜2回でもいい。短くても、少し長めでもいい。
今の暮らしをリセットするような、小さな冒険を。

何かを達成するためでも、刺激を求めるためでもない。
ただ、今の暮らしを確かめるために──

そんな旅を、これからも、ときどきしていけたらと思います。

FIRE旅と称して、3週間にわたり3カ国をのんびりとぶらつきました。
ブログには書ききれていないこともたくさんありますが、
こうして実行できて、本当に良かったと感じています。

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
これからはまた、FIREを達成した元サラリーマンのリアルな日々と、
そこで思うことを、綴っていけたらと思います。

 

 

Enjoy FIRE!
次回の投稿もお楽しみに!

 

 

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