ToDoリストのアプリ、いろいろ試しました。
流行ってるやつ、有料のやつ、スマホとスマートウォッチの連携までやって、もう“デジタル管理王”を目指してました。
時間もかけました。お金もかけました。ほんまに。
「これで僕のタスク管理、ついに覚醒や!」ってワクワクしたんですけね──
数日でやめました。(最短1日。インストールだけして放置したやつもあります)
最初は「このアプリ合わへんのかも」って思ってたんですが、
何回試しても続かない。で、ようやく気づいたんです。
「あ、ToDoリストって文化そのものが、僕に合ってないんや」って(笑)
もちろん、上手に使いこなしてる人もたくさんいます。
否定する気はまったくありません。
でも僕は、リストを作った瞬間からしんどくなるタイプやったんです。
そんな僕が「ToDoリスト、もうええわ!」って思い切ったことで、
逆に毎日がラクになって、やるべきこともサクサク片付くようになった──そんな話です。
この記事は5分で読めます。
ToDoリストに疲れた人、やる気が出ない人、
あ、いま「後で読もう」と思ったあなた!今すぐ読んだほうがいいですよ!笑
ToDoリスト、やめたらラクになった話
ToDoリストをやめたからといって、
いきなり「毎日がバラ色に!」みたいな話ではありません。
でも、びっくりするくらい心が軽くなったのは事実です。
まず感じたのは、「何をするか考える時間」が減ったこと。
リストを使っていた頃は、「今日は何が残ってたっけ」「これは明日でもいいかな」なんて、
頭の中でタスクとにらめっこしてばかりでした。
でも今は、小さなタスクは気づいた時点でサクッと済ませて、
あとは“なんとなく気分が乗ったこと”から手をつけるスタイル。
それが意外と、ちゃんと毎日を回してくれるんです。
特に実感したのは、「自由時間がちゃんと“自由”になった」こと。
以前はゲームをしていても、本を読んでいても、
頭のどこかで「まだやるべきこと残ってるよな…」と気が散っていました。
せっかくの趣味なのに、気持ちは中途半端。
なんならちょっとした罪悪感すらあったりして。
でも今は、やることは先にパッと片付けて、あとは“本気の自由時間”
映画を観ても、散歩に出ても、頭の中がスッキリした状態で楽しめるようになりました。
やめてみて初めて気づいたんですが、
ToDoリストに支配されていたのって、時間じゃなくて“心”だったんですね。
僕がToDoリストに何度も挫折した理由
ToDoリストって、うまく使えたら便利なはずなんです。
頭の中を整理できて、やることを“見える化”できて、
毎日をスムーズに進められる…はず。
でも、僕はこれまで何度も挫折してきました。
紙のリスト、スマホのメモ、タスク管理アプリ、高機能スケジューラー、
ついにはスマートウォッチとの連携まで──本当にいろいろ試しました。
それでも、ダメでした。
いちばんの理由は、リストを作ること自体がプレッシャーになっていたからです。
「今日はこれだけやらないと」とリストを見るだけで気持ちが萎える。
で、やらない。で、自己嫌悪。
そのうちリスト自体を開かなくなって…はい、あの無限ループです。
さらに、タスクを後回しにしたときの“失敗感”が地味にしんどい。
「やらなかった自分」が見えるようになると、
リストそのものが“責めてくる存在”に感じるんですよね。
極めつけは、リストに
「ToDoリストを作る」って書いた日もありました。もう末期です(笑)
こんなふうに、僕にとってToDoリストは行動を助けるツールではなくて、
自己管理を強制する重しみたいになっていました。
今思えば、リストが合わなかったというより、
“自分を管理しすぎていたこと”がしんどかったんだと思います。
というか、そもそも「人に管理されるのがイヤなタイプ」なんです(笑)
自由になりたくてセミリタイアしたのに、自分で自分を縛ってどうするんやって話で。
たぶん、心だけはまだ会社員やったんやと思います。
“書かない”ことでタスク管理がうまくいったワケ
ToDoリストをやめたとき、特に不安はありませんでした。
むしろ「もうええわ、やめたれ!」くらいの軽い気持ちで、スパッと手放しました(笑)
いろいろ試してダメだったし、正直ちょっとした“実験”のつもりだったんです。
実際にやってみたら予想以上にスムーズでした。
むしろ、その方が気楽に動けて、毎日が軽くなった感覚があります。
まず大きかったのは、小さなタスクを“思いついたときにやる”ようになったこと。
たとえば税金の支払いとか、自動車保険の更新とか、
いずれやらなければいけない“逃げられない系のタスク”ってありますよね。
以前はそういうのをリストに書き出していたんですが、
書いたら書いたで「うわ…やること増えたな…」と地味にストレスになる。
そして、気づけばギリギリまで放置して慌てるパターン。
でもね、税金なんかはギリギリまで粘っても、おまけしてくれませんからね(笑)
だったら、思いついた瞬間にパッとやったほうがラク。
今はもう、「あ、これやっとこ」と思ったらその場で片付けるようにしています。
その方が早いし、何より気分がいい。
「ToDoに追加 → 思い出す → やる」という面倒なプロセスをすっ飛ばして、
“思いつき即実行”のほうがはるかにラクだと気づきました。
もうひとつよかったのが、気分を優先できるようになったことです。
以前は「今日はこのタスクをやる」と決めていたのに、
いざその日になるとまったく気分が乗らない。結果、手をつけられずリストに残る。
そしてまた自己嫌悪、というループ。
今は、「今日はなんとなく机を片付けたいな」とか
「このタイミングなら調べ物がサクッと進みそう」と思ったことから着手しています。
そのほうが自然に動けるし、やるべきことも気づいたら片付いている。
“計画より感覚”で動いたほうが、僕には合っていたみたいです。
そしてもう一つの変化が、予定の詰め込みをやめたこと。
以前は、オンラインカレンダーを予定でびっしり埋めて、
「空いてる時間を全部埋めないと損」くらいに思っていました。
でもそのスケジュール管理こそが、自分を追い詰めていたんですよね。
今は意識して“空白の時間”を確保しています。
そのおかげで、突発的な用事にも対応しやすいし、
疲れた日はちゃんと休むことができる。これ、思った以上に大きな違いです。
ToDoリストで自分を細かく管理していた頃より、
今のほうがよく動けているし、気持ちにも余裕があります。
不思議ですが、“管理しない方がうまく回る”ということもあるんですね。
タスク管理がうまくいかない人へ
ここまで読んで、「あ〜自分もそうかも」と感じた人へ。
ToDoリストがうまく回らないことに、そんなに落ち込まなくても大丈夫です。
そもそも、“やるべきことをリスト化する”という考え方自体が、誰にでも合うとは限らないんですよね。
タスクを整理することが逆にプレッシャーになったり、やる気を奪ってしまう人もいると思います(僕がそうでした)。
大事なのは、「ToDoリストが正解かどうか」ではなくて、
“自分にとって気持ちよく動けるスタイル”を見つけることだと思うんです。
リストが合う人もいれば、僕のように合わない人もいる。
でも、世間の常識とか「効率的な人はみんなリストを使っている」みたいな空気に飲まれて、
本当はしんどいのに無理して続けてる人もいるんじゃないかなと思います。
もしあなたが「ToDoリストつらい…でもやめちゃダメかな」と思っているなら、
一度“書かない生活”を試してみるのも、全然アリです。
管理しすぎないこと。
詰め込みすぎないこと。
「やらなきゃ」に縛られず、「やろうかな」で動ける余白を残すこと。
それが、“心の自由”を取り戻す一歩になるかもしれません。
まとめ
僕はToDoリストに何度も挑戦して、ことごとく挫折してきました。
リストに「ToDoリストを作る」って書いてた頃の自分を思い出すと、
今ならちょっと笑えます(笑)
そんな僕でも、今はちゃんとやることをこなして、自由時間も楽しめています。
やるべきことは、思いついたときにやる。
気分が乗ったら動く。
それだけで意外と、ちゃんと毎日が回るんですよね。
もし今、「管理が苦手で…」「また今日もリスト見てない…」とモヤモヤしているなら、
一度“書かない選択”を試してみるのもアリです。
スマホを閉じたあなたが、
ふと机の上を片付けてみたり、
「そういえばアレやっとこかな」と体が自然に動き出していたら──
それ、もう立派なタスク管理です(笑)
リストに書いてなくても、ちゃんと前に進めてる。
それだけで、十分すぎます。
そして、
「あ、なんかこの話いいな」と思ったら、
ぜひ身近な人にも話してみてください。
あなたの気づきが、誰かの肩の力を抜くきっかけになるかもしれません。
読了ありがとうございました。
この記事は約5分で読めました(リストに書かなくても読めましたね!)
Enjoy FIRE!
次回の投稿もお楽しみに!
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