周囲に合わせてばかりで、本当の気持ちは飲み込んでしまう。
気を使いすぎて、あとから「なんであのとき断れなかったんだろう」と一人反省会。
あとで事あるごとに思い出して「うわぁあ…」ってなることもあります。
人と一緒にいると安心します。でも、気づかないうちに“自分で決める力”が
少しずつサビついていくこともあるんですよね。
この記事では、「群れない力」=「一人で動ける力」に焦点を当て、
なぜ今その力が大切なのか、どうやって育てていけるのかを掘り下げていきます。
読んだあと、少しだけ自分の足で前に進んでみたくなる。
そんなヒントをお届けできればうれしいです。
(この記事は5分で読めます)
- 周りに合わせすぎて、後悔したことはありませんか?
- 群れる安心感と、主体性のトレードオフ
- 一人で動ける人が持っている「個人突破力」とは
- 一人旅が教えてくれた、“自分で決める”という感覚
- 自分で動くことが、人生を自由にする
- 【まとめ】
周りに合わせすぎて、後悔したことはありませんか?
周囲に気を使って、「まあ…いっか」と自分の意見を引っ込めたこと。
本当は断りたかったのに、なんとなく空気を読んで頷いてしまったこと。
そういう経験、思い当たる方も多いのではないでしょうか。
僕も昔は、どうでもいいようなことで流されることがよくありました。
たとえば、気が進まない集まりに「一応行っとこうかな」と参加してしまったり、
明らかにムダな作業に「まあいいか」と付き合ってしまったり。
そこまで大きな決断じゃない分、断る理由も見つからずに、
結局、自分を後回しにしてしまうんですよね。
でも、今はそういうこともほとんどなくなりました。
自分で選んだ道を歩いているからか、心穏やかに過ごせるようになったんです。
もちろん、人付き合いを大切にすること自体は悪くありませんが、
「流される」ことが少なくなった分、心の余裕が増えました。
小さな「流され」を繰り返していた頃は、
何かを決めるたびに「他の人はどうするんだろう?」と考えてしまい、
気づけば、自分の人生のハンドルを他人に渡している感覚がありました。
群れる安心感と、主体性のトレードオフ
人と一緒にいることには、確かに安心感があります。
「みんなと同じ方向を向いている」「一人じゃない」と思えるだけで、心が軽くなることもありますよね。
でもその安心の裏で、知らず知らずのうちに「自分で決める力」を手放していることもあるのです。
たとえば、投資の世界では「SNSで話題だから」「有名な人が買ってるから」と、
周りに流されて銘柄を選んでしまうことがあります。
僕自身も昔、雰囲気で投資して失敗したことがありました。
安心感はあったけれど、後になって「なんであれ買ったんだっけ?」と自分に突っ込みたくなりました。
仕事の場面でも同じようなことはよくあります。
会議で本当は違う意見があるのに、周りに合わせて黙ってしまったり、
プロジェクトに乗り気じゃないけど断りきれずに引き受けてしまったり。
結果として、自分の意志とは違う方向に進んでしまうこともあります。
群れることで安心を得るか。
それとも、自分で選ぶリスクを取ってでも、納得のいく選択をするか。
このバランスはとても難しいですが、
主体性を保つことが、自分の人生やお金、
仕事に対して「納得感のある選択」を生み出すカギになると思います。
一人で動ける人が持っている「個人突破力」とは
周りに流されず、自分の判断で動ける人には、ある共通点があります。
それが、「個人突破力」です。
言い換えるなら、自己判断力と行動力の掛け合わせ。
誰かに確認しなくても、自分で決めて、自分の足で一歩を踏み出せる力です。
もちろん、最初からすべてを一人で決められる人なんていません。
ただ、「自分で決めたほうが、納得できる」と気づいた人は、
少しずつこの突破力を身につけていきます。
僕自身、以前は周りの様子をうかがってから動くタイプでした。
でも、会社を辞めて自分の時間を取り戻してからは、
何かを決めるときに「他人の視線」より「自分の納得感」を優先できるようになってきました。
この感覚は、起業やセミリタイアのように、
「正解がない世界」で動くときほど威力を発揮します。
誰かの後ろをついていくのではなく、
自分で地図を描いて、自分で道を選ぶ——
それができる人が、FIREにも、独立にも向いているのだと思います。
一人旅が教えてくれた、“自分で決める”という感覚
一人で動くことの力を実感したのは、あるときの一人旅でした。
当時、バイクにテントを積んで、ほぼ無計画で北海道を一周したことがあります。
今思えば、なかなか無茶な旅でしたが、それだけに忘れられない時間になりました。
どこに泊まるか、何を食べるか、次にどこへ向かうか。
すべてを自分で決める旅は、自由で、気楽で、でもちょっと責任がある。
誰にも頼れないぶん、「自分で選んだ」という実感が積み重なっていくんです。
特に、日本最北端の宗谷岬にたどり着いたときの達成感は、今でもはっきり覚えています。
「ここまで来たんだな」と思わず感動してしまいました。
実際に、一人旅は自己理解を深めたり、自信や独立心を育てたりするという調査報告もあります(Forbes JAPANの記事より)。
誰かに合わせる旅ではなく、自分のペースで、自分の判断で進む旅。
それが、自分の人生にもこんなふうに向き合えたらいいなと思わせてくれました。
自分で動くことが、人生を自由にする
群れの中にいれば、安心は得られるかもしれません。
でも、自分で選んだ感覚、自分で動いた実感は、その中ではなかなか育ちにくいものです。
一人で行動するのは、最初はちょっと勇気がいります。
でも、一度その一歩を踏み出してみると、「自分でもできるんだ」という小さな確信が生まれます。
そして、その確信が積み重なるほどに、自分の人生を自由に動かせるようになっていくのだと思います。
周りと合わせづらいと感じることがあったとしても、
それは「自分の軸を持っている証拠」かもしれません。
そしてその軸は、これからの時代を生きるうえで、間違いなく大きな力になります。
一人で決めて、一人で動いてみる。
ほんの少しの勇気で、人生の景色が変わることもあります。
【まとめ】
「周りに合わせなきゃ」と思いすぎて、自分の気持ちを後回しにしてしまう。
そんな状態が続くと、少しずつ「自分で決める感覚」が鈍っていくものです。
でも、群れに馴染めないことや、空気に流されにくいことは、
見方を変えれば「自分の意思で動ける素質」があるということ。
それは、これからの時代において大きな強みになります。
僕自身、一人旅や小さな選択を重ねる中で、
「人に頼らなくても、自分の判断で進んでいい」と思えるようになりました。
その実感が、FIREや独立といった自由な働き方にもつながっています。
まずは小さな一歩からで構いません。
たとえば一人旅に出てみるのもいい経験になります。
すべてを自分で決めて動く感覚は、想像以上に新鮮で、ちょっと気持ちいいものです。
「群れなくても大丈夫」
そう思えるようになれば、人生はもっと軽やかに動き始めます。
……とはいえ、心の中で意見の対立があって、
多数決がなかなか決まらないこともあるんですけどね。笑
いつも見に来てくれるみんな大好きですよ!
Enjoy FIRE!
次回の投稿もお楽しみに!
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