「このままでいいのかな?」——そんなモヤモヤ、感じたことありませんか?
いつも読んでくれてありがとうございます。
「また来たよ」というあなたも、「たまたま迷い込んだ」あなたも大歓迎です。40代でFIREを達成した僕ですが、正直に言うと、FIRE後って思ってたより“自由すぎて迷子”になりがちなんです。朝の満員電車はなくなったけど、ふとした瞬間に「で、これからどう生きるの?」と立ち止まることもしばしば。
気づけば40代。時間の流れがやたら早く感じるのは僕だけじゃないはず。20代・30代は「とりあえずイエス」で走り抜けてきたけど、今になって「あれ、これ必要だった?」と後悔すること、意外と多いんですよね。
人生後半で後悔しないためには、「選択の質」を高めることが大切。
この記事では、40代から意識したい 3つの賢い選択 を紹介します。自分の人生をちゃんと生きてると実感するための「ノーと言う勇気」や、「時間>お金」というシンプルだけど重要な考え方など、これからの人生をもっと楽しむためのヒントをお届け。
お茶でも飲みながら、肩の力を抜いて読んでください。読み終わった頃には、きっと何かひとつ行動したくなっているはずです。
1. 自分の人生を生きる実感を持つために
20代・30代って、まるで「レールの上」を走っている感覚でした。就職して、昇進を目指して、家を買って、家族を持って…社会が用意した“正解ルート”を外れないように、ひたすら走り続ける。気づけば、周囲の期待に応えることが、いつの間にか自分の目標になっていた気がします。
でも40代に入った頃、ふと立ち止まって考えました。
「このまま突っ走った先に、本当に自分の幸せってあるのかな?」
FIREを目指したのは、単に働きたくなかったからじゃない。「自分の時間を生きたい」という思いが強かったからです。仕事も、お金ももちろん大切。でもそれ以上に、「心からやりたいことに時間を使える人生」に憧れていました。
けれど、FIRE達成後に待っていたのは、予想以上の“自由の重み”。仕事という軸がなくなると、1日が思った以上に長く感じるんです。最初は「最高!」と思ったものの、ふとした瞬間に感じる違和感。
「あれ、自分って何がしたいんだっけ?」
このとき、はっきりと気づきました。
「自由って、ただ時間があることじゃない。自分で選べることが大事なんだ。」
ここでひとつ、考えてみてください。
「今、自分のために使っている時間ってどれくらいありますか?」
人生後半で後悔しないためには、ただ忙しく生きるのではなく、「どう生きたいか」を考える時間が必要です。その小さな問いかけが、未来を大きく変えるきっかけになるかもしれません。
2. 「ノー」と言う勇気が未来を変える
20代・30代の頃は、なんでも「イエス」が基本だった。仕事でもプライベートでも、頼まれたら即OK。上司の無茶ぶりも、「まぁ経験だし」と受け入れて、友人からの急な誘いにも「行く行く!」とにかく「機会は逃さない」がモットーだった。
でも40代になると、ふと立ち止まる瞬間が増える。
「これ、本当に必要?」
「これに時間を使う意味って?」
ただ、ここで注意したいのは、「何でも断ればいいわけじゃない」ということ。経験もないのに拒否するのは、成長のチャンスを逃してしまうかもしれない。大事なのは、「これは自分にとって意味があるか?」を見極めること。
失敗談をひとつ。FIRE後、「そろそろ社会とも繋がらないとな」と思って、知人に誘われたプロジェクトに参加したことがある。最初は「面白そう」と思ったけど、実際にやってみたら…これが大外れ。誘った本人は指示だけして自分はほぼ何もしない。「得意なんだったらそれくらいチャチャッとやってよ」的な空気感が漂っていて、正直モヤモヤ。
さらに厄介だったのが、そのプロジェクトにはスキルへのリスペクトが全くないこと。表面上は「みんなのため」と言いながら、実態は自分の利益を最大化したいだけ。そんな空気が透けて見えた瞬間、「あ、これは時間のムダだな」と悟った。
逆に、偶然誘われた副業案件には思い切って飛び込んでみたところ、意外とハマってなかなかの収入源に。何が当たるか分からないからこそ、選ぶ目が大事だと痛感した瞬間だった。
このとき強く感じたのは、「選択の精度」が人生の質を決めるということ。断る勇気も必要だけど、「これだ」と思った瞬間には、迷わず飛び込む柔軟さも大事。
ここで、ちょっと考えてみてください。
「最近、なんとなく引き受けたことに、どれだけ満足していますか?」
もし「微妙だな…」と思うことが多いなら、それは選択を見直すサインかもしれません。
3. 時間はお金以上に価値がある
20代・30代の頃は、時間をお金に変えることが当たり前だった。残業すれば給料は増えるし、休日に資格の勉強をすれば将来の収入アップにつながる。「今は我慢、未来で回収」という発想が基本だった。
でも40代になって気づくんです。
「お金はまた稼げるけど、時間は取り戻せない」って。
FIREを達成して、最初に感じたのは「時間の贅沢さ」。例えば、平日の昼間に人気のない公園をのんびり散歩してみたり、誰も並んでいないカフェでコーヒーを飲んだり。たったそれだけのことなのに、ものすごく豊かな気持ちになれる。「あ…今って自分の時間なんだ」って実感できるんです。
でも、これは別にFIREしなくてもできること。例えば、「あえて忙しい時間を避けて動く」だけでも、同じ景色が違って見えることがある。
思い切って週4勤務にしてみるのもひとつの手。僕の知人は、収入は少し減ったものの、空いた時間で副業を始めて、最終的には収入も時間も増えたなんて話をききました。最近ではリモートワークを活用して「通勤時間をゼロにしただけで生活が激変した」なんて人も多いですよね。
何より大事なのは、「時間の使い方で人生の質は大きく変わる」ということ。仕事、健康、家族との時間、自分の趣味——これらはお金では買えないもの。だからこそ、「この時間は自分にとって価値があるのか?」と意識して過ごすだけで、日常はもっと豊かになる。
最後にひとつ、考えてみてください。
「お金のために使った時間」と「自分のために使った時間」どっちが多いですか?
人生は有限です。だったら、その時間、もっと自分のために使いませんか?
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まとめ:未来の自分が感謝する選択をしよう
40代以降の人生は、ただ生き延びるだけじゃなく「どう生きたいか」を考えるタイミング。これまで頑張ってきた自分に、そろそろ「もっと自分らしく生きてもいいんじゃない?」と声をかけてあげてもいい頃です。
時間の価値を見直し、無駄なことにはしっかり「ノー」と言う。そして、自分の人生を生きている実感を持つ。それだけで、日常が驚くほど豊かになることがあります。
FIRE後の僕も、いまだに試行錯誤の連続です。何なら、「自由ってこんなに手に余るのか…」と思うことも。でもひとつ確信しているのは「自分で選んだ人生は、後悔が少ない」ということ。未来の自分が、「お前、なかなかやるじゃん」とニヤッと笑ってくれる。そんな選択を重ねていきたい。
もし今「このままでいいのかな?」とモヤッとしているなら、それは変化のチャンスです。大きなことをする必要はありません。まずは今日の予定に「自分のための時間」を30分だけでも入れてみる。それだけでも、未来は少しずつ変わっていきます。
人生は一度きり。時間は誰にも平等だけど、その使い方は完全に自由。
あなたはこれからの時間、Youtubeやサブスク動画に捧げますか? 自分の未来に投資しますか?
どっちを選んでも正解。ただ、未来の自分に「ナイス選択!」って言ってもらえるほうを選びたいですね。
Enjoy FIRE!
次回の投稿もお楽しみに!
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